GASからOAuth2でTwitter APIと連携する。複数アカウントでの注意点も。
GASでOAuth2を使ってTwitter API と連携する方法を知りたい。
複数アカウントでOAuth2の認証使いたいんだけど…?
このような悩みを抱えている人に向けてこの記事を書いています。
この記事では、Google Apps Scriptの OAuth2ライブラリを使用して、Twitter API と連携していく方法。複数アカウントでの連携方法を解説していきます。
私が実際にやってみてうまく運用できるかどうかテストした方法になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
複数アカウントでの使用は注意点があります。最後に解説します!
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
【前準備】GASにOAuth2ライブラリを追加しよう
まずは、GASのライブラリに、「OAuth2」を追加していきます。
もうすでに追加している方は読み飛ばしてください。
OAuth2 のスクリプトID
1B7FSrk5Zi6L1rSxxTDgDEUsPzlukDsi4KGuTMorsTQHhGBzBkMun4iDF
GASの左メニューのライブラリ「+」ボタンから追加することができます!
GASからOAuth2の認証を得る方法
では、さっそくGASで OAuth2 の認証を得る作業をしていきましょう!
認証を得ると、いいね付けやtwitterへの投稿なども実装できるようになりますよ!
まずは、以下のコードを丸っとコピペしてください!
//認証用インスタンスの生成
var twitter = TwitterWebService.getInstance(
'<API キー>',//API Key
'<API シークレットキー>'//API secret key
);
/*
*twitterAPI 1.1 との連携で使用
*/
//アプリを連携認証する
function authorize() {
twitter.authorize();
}
//認証を解除する
function reset() {
twitter.reset();
}
//認証後のコールバック
function authCallback(request) {
return twitter.authCallback(request);
}
これらがコピペできたら、APIキーとAPIシークレットキーを取得してきましょう。
APIキーとAPIシークレットはどこで取得できる??
どちらも、Twitter のデベロッパーポータルから取得することができます!
↓こちら
https://developer.twitter.com/en
(twitterでログインしてからURLをクリックすると、自動でログインされます!)
左メニューの「Projects & Apps 」を選択し、🔑マークをクリックしましょう!
記入したら、Authorize () を実行しましょう。
ログに、URLが出力されますので、それをコピーして実行しましょう。
もし、認証を解除したいときは、reset関数を実行してください!
そうすれば、認証は解除されます!!
認証を得たら Twitter API で何が利用できる?
さて、認証を得たら、Twitter API で、できることを紹介していきます!
たくさんの投稿内容を自動投稿できる
まず、自動投稿ができるようになります!
追加で時間などを設定すれば、幾つもの投稿をある一定の間隔で投稿していくことも可能になるでしょう!
いいねを自動でつけられる
いいねを自動でつけることも可能になります。
特定のワードを指定すれば、それに関するツイートを取得してきて、いいねをつけることができます!
自動でフォロー&解除をする
フォローを自動で行い、解除も行うことができます。
フォローしたい相手の情報があれば、それらを元に自動でフォローを実行することも可能です!
そのほかにも、多くのことができるようになります。
ぜひ、開発者ポータルの中で調べてみてください!
【注意】複数アカウントでOAuth2を利用する場合
GASで複数アカウントでOAuth2を利用する場合、注意することがあります。
それは、1つのGoogleアカウントで、2つのtwitter アカウントをOAuth2 で認証することができないという点です。
もし、1つのGoogleアカウントで、2つのアカウントを認証しようとすると、片方の認証がされると、もう片方の認証は解除されてしまいます。
そのため、もし、Twitter を複数アカウントで運用していきたい場合、Googleアカウントを複数使って運用するようにしましょう。
最初このことに気づかず、片方のTwitterのエラーのまま運用していました。。。
まとめ
今回は、Twitter API と連携する際に便利な、OAuth2の連携方法を解説しました。
Twitter API をうまく使えば、Twitter をより楽に運用することが可能です。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか??