PowerAutomateでSMTPでメール送信する方法

PowerAutomateでメールを送信しようと思った時に、

PowerAutomate上に使用しているメールサーバーがない場合があります。

そんな時には、SMTP認証を用いて普段使用しているメールサーバーを利用してメール送信する方法があります。

今回は、PowerAutomateでSMTP認証で普段使用しているメールサーバーからメールを送信する方法を解説していきます。

メール送信のために、準備すること

まずメール送信のために準備することに次のことがあります。

  1. SMSTP Server Address
  2. ユーザーネーム
  3. パスワード
  4. SMTP ポート番号

SMTP Server Address は、あなたが利用しているメールサービスのSMTPサーバー用のアドレスです。

「あなたが利用しているメールサービスの名前+SMTP」などで検索してみると出てくると思います。

ユーザーネーム、パスワードはあなたが利用しているメールサービスのアカウント情報になる場合が多いです。

最後に、SMTPポート番号ですが、こちらもSMTP Server Addressと同様に掲載されているはずです。

この4つを必須として入力しないと接続ができません。
まずは、これらを準備することから始めてください。

これらが準備できたよ!という方は、早速PowerAutomateの操作手順を説明していきます。

PowerAutomateの操作手順

まず、PowerAutomateのマイフローから、あなたがメール送信したいフローを選択、または新しく開始しましょう。

開始したら、アクションの追加で「SMTP」を検索しましょう。

すると、SMTPのメール送信(V3)が出てきます。

そちらを選択してください。

選択すると、こちらの画面になるので先ほど準備した情報を入力していきます。

接続名は、区別がつくようにわかりやすい名前を入れてください。入れる名前はなんでも大丈夫です。

入力できたら、「作成」を押します。

BadGatewayなどのエラーが出なければ、作成完了です。

作成が完了すると、以下のように画面が切り替わります。

メールを送信する

では、項目を入力してメールを送信していきます。

項目ごとに説明していきますので、それに従って埋めていってください。

差出人

差出人は、あなたが認証したメールアカウントのメールアドレスを用いてください。

それ以外を用いた場合は、エラーとなり送信できません。

きちんと、認証したメールアドレスを指定している場合は、認証時に別のアカウントを認証している可能性があります。

もう一度、SMTP接続からやり直してみてください。

宛先

宛先を入れます。

宛先を複数入れる場合は、「;」で区切る必要があります。

動的な文字も入れることができますので、いろいろ工夫してみてください。

その他(件名、本文、Cc、Bcc、添付ファイル)

件名、本文は自由に入力してください。

Cc、Bcc、添付ファイルは「詳細オプションを表示する」で入力することができます。

このCc、Bccも複数に送る場合は、「;」を設定します。

ただ、添付ファイルについては、送信の仕方に一手間必要なので、次の記事で解説します。
(下から次の記事へ飛べます。)

SMTPで設定できないこと

SMTPのメール送信でもできないことがあります。

replyToのの設定(返信先を指定すること)

差出人の名前を設定(メールアドレス以外に表示される表示名)

したりすることです。。

まとめ

今回は、PowerAutomateでSMTPを使用してのメール送信の方法について解説しました。

powerAutomateに登録されていないサードパーティーのメールサービスを利用する場合に便利ですので、使ってみてください。では!

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