カレンダーのイベントを追加する方法【GAS・createEvent】

予定管理を効率化するためには、カレンダーのイベント管理が不可欠です。

イベントを取得、作成することで、メールなどと連携して自動で各予定の反映ができるようになり、
転記の手間が省けるようになります。

以前以下の記事でイベントの取得方法について解説しました。
カレンダーから期間内のイベントを取得する方法【GAS・getEvents】 - プロラブ (abyblog.online)

今回は、イベントを作成するための方法について解説していきます。

目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)

イベントの作成する2つのメソッド

イベントを作成するには、通常以下2つのメソッドで作成することができます。

2つのメソッド

createEventメソッド
  →通常のイベント作成

createAllDayEventメソッド
  →終日イベント作成

簡単にそれぞれの使い方を解説します。

createEventメソッド

Calender オブジェクト .createEvent(タイトル,日付,[,オプション])

createllDayEventメソッド

Calender オブジェクト .createAllDayEvent(タイトル,日付[,オプション])
Calender オブジェクト .createAllDayEvent(タイトル,開始日,終了日[,オプション])

また、オプション項目は入れなくても問題ありませんが、以下の項目を指定することもできます。

オプションに指定可能な項目

description : イベントの説明

location : イベントの場所

guests : ゲストとして追加すべきメールアドレスのカンマ区切りリスト

sendInvites : 招待メールを送信するかどうか(デフォルト:false)

ここまでが、カレンダーのイベント作成するために指定する要素です。

とりあえず、使ってみて慣れよう。ということで、以下で実行してみます。

実際にイベントを作成してみる

createEventメソッドを使用して、イベントを作成するものです。

実行することで、イベントをカレンダーIDを指定したカレンダーに作成できます。

function makeCalenderEvent() {
  const id = '6ac191e5e5441d5608183c6ab91bd44af1df34fa59232a19756ecdb66e83a5aa@group.calendar.google.com'
  const calendar = CalendarApp.getCalendarById(id);

  const title = "MTG";
  const startTime = new Date("2023/11/26 9:00");
  const endTime = new Date("2023/11/26 10:00");

  const options = {
    description: "A社との定期MTG",
    location: "〒000-0000 埼玉県さいたま市架空市1-10",
    guests: "guests@example.com",
    sendInvites: true,
  }

  calendar.createEvent(title,startTime,endTime,options)
};

実行結果

実行すると、カレンダーにも追加されているのがわかりますよね!

まとめ

今回は、カレンダーでイベントを作成するための方法を解説しました。

カレンダー自動化のためには不可欠な要素です。

GASで自動化することにより、予定の管理がとても楽になるので、ぜひ試してみてください。

では、またどこかで。

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