PowerAppsにて通知・モーダルを表示する方法~Notify~

PowerAppsにてモーダルを表示させたい時ありますよね。

データを更新したとき。
処理が成功した時。
エラーが出た時、、などなど

今回は、PowerAppsにて通知、モーダルを表示させる方法について紹介していきます。

表示させることができるいくつかのモーダルや各種設定方法についても紹介していきますので、最後まで一緒に見ていきましょう!

目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)

通知の表示の仕方

PowerAppsには、以下のように通知を表示させることができます。

この通知はNotify関数を使用することで、表示させることができます。

Notify関数の使用方法

Notify関数の基本的な使い方についてです。

Notify("表示させる文章",NotificationType.Success)

引数には、表示させる文章と通知タイプを当てはめます。

今回の、通知タイプはNotification.Successを使用しています。
(通知タイプは全部で4種類ほどありますので、後述します。)

表示タイプによって、表示する形式を変えることができるので、処理によって使いこなすと見やすくなります。

あべべ

Nogtify関数を使うのであれば、知って損はないですね。

4つの表示タイプ

Notify関数で表示できるタイプには以下の4つがあります。

  1. Success(成功)
  2. Error(エラー)
  3. Warning(警告)
  4. Information(情報)

Success(成功)

成功を示すメッセージです。一般的には操作が正常に完了したことを示すために使用されます。

Notify("操作が成功しました", NotificationType.Success);

Error(エラー)

エラーまたは問題を示すメッセージです。何かが間違っていたり、期待される動作が行われなかったことを示すために使用されます。

Notify("エラーが発生しました", NotificationType.Error);

Warning(警告)

警告または注意を要する状況を示すメッセージです。ユーザーに注意を促したり、追加の確認が必要な状況で使用されます。

Notify("注意が必要です", NotificationType.Warning);

information(情報)

一般的な情報を提供するメッセージです。ユーザーに有用な情報を伝えるために使用されます。

Notify("これは情報メッセージです", NotificationType.Information);

これらの4つの表示タイプを分けることにより、その場にあった処理を表示させることができます。

使用例

では、実際の使用例を見ながら使っていきましょう。

今回は、データを更新したときに更新画面を表示させるとしましょう。

以下は、保存ボタンを押した後に実行される処理を書いています。

Patch(
    社員リスト,                      // 更新するデータソースの名前
    LookUp(社員リスト, ID = 社員ID), // 更新するレコードを特定
    {
        名前: TextInput_Name.Text,   // 名前を更新
        役職: Dropdown_Position.Selected.Value, // 役職を更新
        // その他のフィールドもここに追加
    }
);

Notify("データを更新しました", NotificationType.Success);

Patchメソッドは、データを更新するために書いています。

Patchメソッドを実行した後に、Notifyメソッドを実行することができ正常に更新できた場合に通知モーダルを出すことができます。

まとめ

今回は、PowerAppsにて通知を表示させる方法について紹介していきました。

書き加えるのみで、そこまで難しいものではないのですがUIはとても向上させることができます。
ぜひ試して見てくださいね!

では、また!

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