【PowerApps】lookup関数で結果が空だった場合の処理方法~isBlank~
PowerAppsにてlookup関数を用いたときに、
該当するデータがない!というときがあると思います。
その時に、isBlank関数が活躍するわけですが、使い方がよくわからない。
使用例を知りたい!という方に向けてこの記事を書いています。
今回は、lookup関数とisBlank関数を用いた使い方と使用例を紹介していきます。
実際に私がPowerAppsにて実装している内容を元に記事を書いていますので、動くかどうかはテスト済みです。
この内容を習得することで、lookup関数をさらに使いこなすことが可能にありますので、最後まで一緒に見ていきましょう!
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
Lookup関数の基本
isBlank関数を扱う前に、簡単にlookup関数についておさらいしておきます。
lookup関数は、データテーブルの中の条件に合致する最初のレコードを取得する関数です。
Lookup関数の概要
指定した条件に対して、合致する一番最初のレコードを取得してきます。
特定の基準を満たす単一のレコードを返し、条件に合致するものがなかった場合は空の結果を返します。
lookup関数を使えば、条件に当てはまるレコード内の他の要素を抽出することができます。
しかし、条件に合致するものがなかった場合、nullで返ってきます。
その時に、isBlankを使った例外処理が必要になります。
lookup関数の詳しい使い方については以下の記事を参考にしてください!
LookupとisBlankの組み合わせ
ではここからLookup関数でデータを検索したときに、
期待したデータがなかったときに、isBlank関数を使用して例外処理を行なっていきます。
例えば、特定の顧客IDに基づいて顧客情報を検索し、その結果が空であるかどうかを確認する場合を想定します。
データとしては、以下のようなテーブルを想定しています。
顧客ID | 顧客名 |
---|---|
10001 | 佐藤太郎 |
10002 | 田中次郎 |
10003 | 温水一郎 |
関数は以下のように書きます。
If(IsBlank(Lookup(顧客リスト, 顧客ID = "10002")), "顧客情報が見つかりません", Lookup(顧客リスト, 顧客ID = "10002").顧客名)
この式によって、
①Lookup関数が該当の顧客ID(今回だと10002)があるかどうか判定します。
ある場合、もう一つのlookup関数が実行されます。
もしなかった場合、"顧客情報が見つかりません"という文章を返すようにしています。
②もう一つのlookup関数は、同じ顧客IDを検索して、そのレコード内の顧客名を出力します。
これにより、顧客IDがなかった場合でも例外処理が可能になります。
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まとめ
今回のように、Lookup関数で起こる例外的な処理をisBlankなどの他の関数で補ってUIを向上させることが可能です。
データが存在しなかった場合、ユーザーが出くわす可能性のある状況をなるべく想定しながら、処理を書いていきましょう。
では、良いPowerAppsライフを。