【PowerApps】Filter関数で複数条件・部分一致を使いこなす方法

PowerAppsは主にデータの管理が便利で、ツールを構築しやすいです。

なので、データをやりくりすることが処理として多いのではないかと思います。

その１つとして「複数条件・部分一致」によるデータ検索があります。

PowerAppsで複数条件、部分一致を書くときは、普通のコードとは少し違う書き方があります。

今回は、PowerAppsにおける複数条件、部分一致を使いこなせるように使用できるメソッドを多く紹介していきます。

実際に私もPowerApps開発をする際に使用しているものですので、動くかどうかは検証済みです。

今回の実装はPowerAppsのキャンバス型を前提としていますので、モデル駆動型の場合はキャンバス型のページを中に作成してから、使っていただければと思います！

Filter関数の基本

Filter関数は、指定された条件に基づいてデータテーブルからデータを抽出することができます。

データを抽出する関数として、似ているのがLookUp関数です。
二つの違いは、１つのみ抽出するのか全て抽出するのかの違いになります。

Filter関数は全て抽出することができる関数です。

LookUp関数をより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

プロラブ

PowerAppsでlookupの使い方、複数条件の指定方法を解説

https://www.abyblog.online/?p=2229

では、Filter関数の基本的な使い方について紹介していきます。

Filter(データソース, 条件式)

基本的な使い方はLookUp関数とも同じです。

この条件式の中に複数条件、部分一致などの条件式を書いていきます。

複数条件での部分一致検索

Filter関数にて、複数条件、部分一致検索を行なっていくには、
「And」「Or」演算子、「in」「StartsWith」「EndsWith」関数などを利用していきます。

まず、１つの使用例から紹介します。

例えば、特定の名前を含み特定の部署に属する従業員を検索するには以下のようにします。

Filter(従業員リスト, "アリス" in 名前 And 部署 = "営業部")

この式では、名前に「アリス」が含まれる人の部署が営業部である場合のレコードを抽出することができます。

部分一致の検索方法一覧

部分一致での検索で使用できる方法を一覧にして紹介していきます。

Filter(データソース, "検索文字列" in フィールド名)

Filter(データソース, StartsWith(フィールド名, "検索文字列"))

Filter(データソース, EndsWith(フィールド名, "検索文字列"))

Filter(データソース, Lower(フィールド名) = Lower("検索文字列"))

Filter(データソース, "検索文字列1" in フィールド名1 And "検索文字列2" in フィールド名2)

これらの関数や演算子を組み合わせることで特定のフィールドの値を抽出する手助けになるでしょう。

PowerAppsを学ぶにはUdemyがおすすめ

この記事では
「Filter関数で複数条件・部分一致を使いこなす方法」を詳しく解説しました。

この知識も私がUdemyで学んだことから得られたものです。

実は、Udemyでは本には載っていない専門的な分野や最新の技術トレンドに関する豊富なコースが用意されています。

これらのコースを通じて、私は多くの実践的なスキルを身につけることができました。

あなたもUdemyで新しい技術を学び、キャリアや趣味に生かしてみませんか？

興味のあるコースを探して、今すぐ学び始めることができます。
下記のリンクからアクセスして、あなたに合ったコースを見つけてください。

PowerAppsのさらに深い理解と実践的なスキルを身につけるために、Udemyのコースを活用することをお勧めします。

まとめ

今回は、PowerAppsにて部分一致で求めているデータを検索する方法を紹介しました。

これらの方法を使ってPowerAppsを使いこなしていっていただければと思います。

では、良いPowerAppsライフを！