「JSON 関数は、タイプ 'Polymorphic' の '_ownerid_value' という入れ子になったプロパティを持つテーブル/オブジェクトをシリアル化できません。」の対処法
配列型をJSON形式に変換しようとした時に、
以下のようなエラーが出てきました。
この記事では、このエラーの解消法について紹介していきます。
テーブル型のデータを出力すると、開発がとても楽になりますので、ぜひエラーの解消だけでなく、JSONの出力についても覚えておいてください!
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
【解決法】& JSONFormat.IgnoreUnsupportedTypes を加える
今回の事象は、渡されたデータ形式に対して、JSON型に変換しようとする時に発生します。
JSON形式に変換しようとするときに、以下のようなコードを書くと、エラーを回避できるようになります。
JSON(
変換したいデータ,
JSONFormat.IncludeBinaryData & JSONFormat.IgnoreUnsupportedTypes
)
これだけです!
今回の事象は、JSON形式に変換する際にサポートしていない型などがあったためにエラーが起きています。
そのため、「JSONFormat.IgnoreUnsupportedTypes」を使用することで、そのような項目を回避することができます。
【番外編】JSONフォーマット出力は開発にとても便利
PowerAppsで開発している時に、データの中身を見たい時がありますよね。
ただ、PowerAppsでデータを出力しようとしても、テーブル形式などのデータは中身まで指定しないと閲覧することができません。
テーブル全体を見たいと思ってもできないのです。
そんな時に、JSONフォーマットが活躍します。
JSON形式に変換することで文字列として認識され、「ラベル」などで表示することができるようになります。
テーブルのデータの中身を確認できるのはとても役立つので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
今回は、PowerAppsでJSON形式出力時のエラーの解消法について紹介しました。
前述した通り、PowerAppsでテーブル型の中身を確認するには、JSON形式に変換して行うことがとても有効です。
ぜひ開発の際に役立ててもらえればと思います!
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