PowerApps|CountRowsの使い方。ギャラリーとの合わせ方も

PowerAppsでよく使う関数の一つとして、CountRow関数があります。

CountRows関数は使い方自体は、そこまで難しいものではありません。

ただ、活用の仕方がいまいちわかりにくいところがあります。

今回の記事では、CountRows関数の使い方とその実践的な使用例について紹介していきましょう。

CountRowsの基本的な使い方

PowerApps の CountRows 関数は、テーブルの行数を数えるために使用されます。

この関数は、データベース、コレクション、フィルター適用済みのテーブルなど、さまざまなデータソースで使うことができます。

基本の使用方法

基本の使用方法は以下の通りです。

CountRows(テーブル)

ここのテーブルは、実際のDataverseのテーブルでも良いですし、Filter関数、コレクションなどでも良いです。

実践的な例

では、ここからいくつかの実践的な使用例を交えて紹介します。

コレクションの行数をカウント

PowerApps でコレクションを作成し、その行数をカウントする例です。

コレクションの作成

Collect(MyCollection, {Name: "Taro", Age: 25}, {Name: "Hanako", Age: 30})

コレクションの行数をカウント

CountRows(MyCollection)

この例では、MyCollection に 2 行が追加され、CountRows 関数によってその数が返されます。

フィルター適用済みのテーブルの行数をカウント

特定の条件を満たす行のみをカウントする場合、Filter 関数と組み合わせて使用します。

フィルターを適用

Set(FilteredData, Filter(MyCollection, Age > 25))

フィルター適用済みのデータの行数をカウント

CountRows(FilteredData)

この例では、Age が 25 より大きい行のみがカウントされます。

あべべ

ギャラリーのItemsプロパティに書く内容と同じものをCountRows関数内で使用することによって、

ギャラリーの行数と同期させることができますよ!

テーブルの各データに列を追加する場合

より実践的な使用例の一つとして、

データに行番号をふるときにCountRows関数を組み合わせて使用します。

ForAll(Sequence(CountRows(_items)),
    Patch(Index(_items, Value),
        {RowNumber:Value}
    )
)

ForAll関数は、処理を繰り返す関数ですが、

CountRows関数によって、テーブルの列分繰り返すという指定をすることができています。

まとめ

今回は、CountRows関数の使い方と私が実際に使っている使用例を紹介していきました。

単純な関数ですが、活用の幅は広いのでぜひ使ってみてください。

では、また。

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