ドロップダウンとギャラリーを連動させる例|PowerApps
PowerAppsでは、ドロップダウンを使用して選択肢を表示させることができます。
ですが、ドロップダウンで選んだ選択肢を他に連動させないとあまり意味がありません。
今回は、PowerAppsで実装したドロップダウンの選択肢を他に反映させる方法について紹介していきます。
3つの例を使用して紹介していきますので、
これから実装する際に参考にしてみてもらえればと思います!
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
ドロップダウンと連動させる方法
ドロップダウンのItemsプロパティで設定した選択肢から、
ユーザーが要素を選ぶと、それらの要素は、以下の項目で取得することができます。
DropdownName.Selected.Value
DropdownNameは、ドロップダウンの名前ですので自身で設定したものを入れます。
ギャラリーとドロップダウンの連携
ギャラリーとドロップダウンを連携した例を紹介しましょう。
まず、地域と都市のデータを用意します。
この例では、簡単のために静的なデータを使用しますが、実際には外部のデータソース(例えば SharePoint リスト、Excel ファイル、SQL データベースなど)からデータを取得することもできます。
今回想定しているデータ
Regions: ["北海道", "関東", "関西"]
Cities: [{"地域":"北海道", "都市":"札幌"}, {"地域":"関東", "都市":"東京"}, {"地域":"関東", "都市":"横浜"}, {"地域":"関西", "都市":"大阪"}, {"地域":"関西", "都市":"京都"}]
次にドロップダウンに設定する選択肢を設定しましょう。
ドロップダウンは、「Dropdown1」という名前だとします。
ドロップダウンのアイテムプロパティ
["北海道", "関東", "関西"]
では、ギャラリーにドロップダウンで選択した地域の年を表示させるようにします。
ギャラリーのアイテムプロパティ
Filter(Cities, 地域 = Dropdown1.Selected.Value).都市
こうすることで、Citiesテーブルの中から、地域が「Dropdown1」で選択した地域の都市名を表示させることができます。
まとめ
今回は、ギャラリーとドロップダウンを連動させる方法について紹介していきました。
ドロップダウンについては、以下の記事も参考にしてみてください。
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