高さ伸縮可能なギャラリーの中にチェックボックスを入れて反映させる|PowerApps

PowerAppsのギャラリーで
チェックボックスやテキストボックスを作成することがあると思います。

しかし、執筆時点(2024/3/22)において

高さが伸縮可能なギャラリーでは、
チェックボックやテキストボックスが入力しても消えてしまう
現象にあります。

これはPowerApps側でのエラーなのだと思いますが、
チェックボックスにおいての解決策がありますので、そちらを紹介しようと思います。

あべべ

普通のギャラリーでは、チェックボックスは普通に動作しますので、今回の記事の内容は必要ないです!

全体の流れ

まずは、伸縮可能なギャラリー内のチェックボックスに
チェックを入れるための全体の流れについて確認します。

全体の流れ

①ギャラリーにチェックボックスを設置

②チェックボックスの「checked」プロパティにデータを紐付けます。

③「Oncheck」「OnUnCheck」プロパティにてデータ更新処理を記述

チェックボックスにデータを紐づけることによって、チェックを入れれるようになります。

①伸縮可能なギャラリーにチェックボックスを設置

伸縮可能なギャラリーで、チェックボックスを配置してください。

既に配置している方はそれで大丈夫です。

また、チェックが入らないことも確認してください。

②チェックボックスの「checked」プロパティにデータを紐付けます

次にチェックボックスの「checked」プロパティに以下のように書き込みます。

ThisItem.列名

この列名は、「ブーリアン型」にしてください。

このデータの内容がそのままチェックボックスのチェックに反映されます。

③「Oncheck」「OnUnCheck」プロパティにてデータ更新処理を記述

「checked」プロパティにデータを紐づけることができたら

チェックした時に、データを更新。チェックを外した時に、データを更新。

をしてあげることで、チェックをつけたり外したりすることができるようになります。

「OnCheck」プロパティと「OnUnChecked」プロパティに記述

OnCheckプロパティとOnUnCheckプロパティに以下を記述します。

Patch(テーブル名,ThisItem,{列名: !ThisItem.列名})

これにより、チェックボックスと紐づく列のレコードに対して、データの更新処理を行えます。

まとめ

今回は、伸縮可能なギャラリーにチェックボックスをおいて、チェックを反映させる方法について紹介しました。

もしかしたらこの事象は今後解消されるかもしれませんが。(解消してほしいですが。)

チェックボックスについてはこの方法で抜けることができますので、参考にしてみてくださいね。

では、また。

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