コマンドバーの表示/非表示をフォーム上のデータによって分ける方法|PowerApps・モデル駆動型

PowerAppsで自作したコマンドバーは、
表示非表示を分けることができます。

この記事では、自作したコマンドバーに対してフォーム上のデータによって表示非表示を切り分ける方法について紹介します。

PowerFxというPowerApps専用のコードを使用して行いますが、実際の実装方法も含めて紹介します。

では、早速みていきましょう。

目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)

メインフォーム上のコマンドバーの非表示を切り分ける

今回行いたいこと

今回は、メインフォーム上のコマンドバーの表示非表示をフォーム内のデータによって切り分けるようにします。

これを実現するためには、つまりフォーム内のデータを取得することができれば良いということになります。

フォーム内のデータを取得するためには、Visibleプロパティに以下を書くことで取得することができます。

Self.Selected.Item.列名

Visibleプロパティに条件式を書く例

If(Self.Selected.Item.名前="",true,false)

フォーム内の名前という列が空白だった場合に、コマンドを表示するようにしています。

間違いやすい注意点

フォーム上のデータを取得する際に間違いやすいのが、selectedの後「論理名」を入れてしまうということです。

Self.Selected.論理名
あべべ

必ずItemを入れて、その後に列名を入れるようにしましょう。

まとめ

今回は、メインフォーム上のコマンドバーの表示非表示をデータによって切り分ける方法について紹介しました。

自作したコマンドバーを表示非表示制御することで、よりUIに優れた設計にできるようになります。

ぜひ試してみてくださいね。

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