PowerApps|フォームにJSで検索型のデータをセットする方法(モデル駆動型)
PowerAppsのモデル駆動型では、JavaScriptを使用して、フォームに値をセットすることが可能です。
しかし、
セットするときのデータにはいくつか種類があり、それらをセットする方法も少し違います。
今回は、よく使用する「検索型」のデータをフォーム上にセットする方法を紹介していきます。
使用できると便利ですが、
使い方を知らないと、フォームへのセットで手こずるはずです。
では、早速方法について見ていきましょう!
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
そもそもフォームへの値セットはどうやっているのか
まず普段フォームに値をセットするには、どうやっているのでしょうか。
フォームへの値セットはどうやる?
Xrm.Page.getAttribute("論理名").setValue("セットする値");
論理名とセットする値を引数にわたすことで、特定の値をフォームにセットすることができます。
取得するときも、似た形で「getValue」を使用します。
Xrm.Page.getAttribute("論理名").getValue();
getValueの場合は、論理名のみを渡せば良くなります。
では、検索型のデータをセットしたい場合について見ていきましょう。
検索型のデータをセットする方法
検索型のデータをセットするには、以下の方法を用います。
const lookupValue = [{
entityType: "テーブルの論理名", // テーブルの論理名
id: "**********-******-***", // 紐付けるデータのid
name: "名前" // 表示する名称
}];
Xrm.Page.getAttribute("論理名").setValue(lookupValue);
引数で指定するデータ
- entityType:紐づける先のテーブルの論理名
- id :紐づけるデータのid
- name :データを表示する名前。(もしnameを入れない場合、「名前なし」という表示になります)
これを行うことで、検索型のデータをフォームにセットすることが可能になります。
普通のデータ型とセットの仕方が少し違いますが、「配列の中に辞書型で指定する」と覚えておけば問題ないでしょう。
ぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
今回は、フォームに検索型のデータをセットする方法について紹介しました。
モデル駆動型を扱う際にはとてもよく使う方法ですので、ぜひ活用してみてもらえればと思います!
では、また。
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