簡単な言語、未経験におススメの言語をプログラマ30人に聞いてみた【データあり】
「簡単な言語ってなんだろ?」
「簡単にプログラミングを身に着ける方法はあるのかな」
プログラミング未経験だと、最初に学ぶ言語は悩みますよね。できるなら、難しくないものがいいし、学びやすいのがいいですよね。
この記事には、最初に学ぶべき言語は何か。について徹底的に解説しています。
今回、プログラマ30人に
- 簡単な言語、難しい言語は?
- これから学ぶ人におススメの言語は?
についてアンケートし、ランキングしました。
これから学ぶ人がこれらを参考にすることで、プログラミング学習の近道になること間違いなしです!!
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
アンケート内容
対象:現在プログラミングに関する仕事をしている人
人数:30人
行ったアンケートは以下の3つです。
- 未経験から学ぶのに最も難しいと思う言語はなんですか?
- 未経験から学ぶのに最も簡単だと思う言語はなんですか?
- あなたが今プログラマー志望の未経験者に対して、最初に勉強した方がいい言語をおススメするとしたら、何を選びますか?
これらの設問に対し、以下の主要プログラミング言語から選んでもらいました。
- HTML
- Java
- PHP
- C#
- JavaScript
- C++
- Python
- CSS
- Ruby
- COBOL
- Swift
その言語がどんな特徴があるのか、どんな用途があるのかについては、いくつかの言語に対して解説していますので、最後までよく読んでみてください。
最も難しいと思う言語は?
C++が断トツの1位でした。
後ほど詳しく説明しますが、C++はソフトウェアなどに使われることが多い言語です。そのため、難易度が上昇したとも思われます。
COBOL、PHP、Python、C#、Rubyなどは並んで同じ票数ですね。
ここら辺は、アンケートに答えてくれたエンジニアの経験した言語にも左右されると思うので、難易度は人それぞれというところでしょうか。
ただ、共通してC++は、難しいというのが共通認識であるようです。
ではC++ってどんな言語なんでしょうか?
以下の記事では私が、難しいプログラミングを継続できた理由について紹介しています。
併せて読んでみてください。
C++ ってどんな言語?
C++は簡単に言うと、C言語にオブジェクト指向プログラミングなどをはじめとする、様々な改良がくわえられたものです。
C++は以下のようなところで使われています。
- アプリケーション
- 大規模業務システム
- LinuxなどのOS
- ゲーム機を制御するソフトウェア
C++では、アプリケーションやIoT、データ解析といった先端技術まで幅広く対応することが可能になります。
また、多種多様な機能をもっていることから、他の言語にはない高度な処理も実装できます。
そのため、自由度が高く、言語の難易度が上がる原因となっているようですね。
C# って?C++と関係ある?
C++と名前からして、似ているC#ですが、C#はMicrosoft社により開発されたオブジェクト指向プログラミング言語です。
しかし、C言語はC++との互換性がまったくなく、別の言語です。
最も簡単だと思う言語は?
これも、一極集中し、HTMLが一位となりました。
次に、JavaやPython、その他の言語が続く形となりました。
HTMLってどんな言語?
HTMLとは、Hyper Text Markup Language の略です。ウェブページ(ハイパーテキスト)を作成するために開発された言語です。
私たちは、webブラウザーでwebサイトを閲覧しますが、webブラウザーで見ている大抵のページは、HTMLで記述されているものです。
HTMLでは、あるwebから別のwebページに遷移するためのリンクを埋め込んだり、画像や音声、動画などのメディアを埋め込むこともできるのです。
ただ、非常に学ぶのは容易と言えます。
実際に画面を編集しながらコーディングできるので、学びやすさはとても高いと言えるでしょう。
他のサーバーサイドの言語などは、出力すれば別ですが、目に見えない作業があります。初心者にとっては視覚的に見える方がより分かりやすいのは確かです。
未経験者におススメの言語は?
1位がHTML、2位がJava、3位がPythonという結果となりました。
この結果は、初心者の人にはとても役立つ結果となるのではないでしょうか。
HTMLについては先ほど解説いたしましたので、Javaとはどういった言語なのかを解説していきます。
pythonについては、以下の記事で解説していますので、併せて読んでみてください。
Javaってどんな言語?
Javaの特徴は以下のようなものがあります。
- どんなコンピューターでも使えること
- オブジェクト指向
どんなコンピューターでも使えること
Javaの大きな特徴として、どんな環境でも使うことができる言語だということです。
OSがMacであっても、windows,Linuxであっても動かすことができます。
それは、「JVM(Java Virtual Machine : Java仮想マシン)」があらゆるコンピューターとつなげて、その仮想マシンの上で動いているからです。
このような環境によりJavaはどんなOS上でも動くことを可能にしています。
オブジェクト指向
javaのもう一つの特徴として、オブジェクト指向があげられるでしょう。
人気の言語にはすべて備わっているものなので、一概にjavaだけの特徴というわけではありませんが、これによりコーディング作業がとても楽になります。
オブジェクト指向とは
オブジェクト指向とは、すでにできているモノ(オブジェクト)を関係させ、組み立てるプログラミングの考え方のことです。
すでにある程度出来上がっている部分が準備してあり、それを用いるようなイメージです。
1から、材料から完成までもっていくのは大変ですが、ある程度できている部品を組み合わせることで、大幅に時間や労力を削減できます。
このような、効率的に開発を進めるために必須の考え方になります。
なぜこれらがおススメの言語なのでしょうか?
HTML , Java がなぜ初心者におススメなのかの理由を解説します。
HTMLはなぜおすすめなのか?
HTMLは先述した通り、全てのwebで表示が伴う場合に使われている言語になります。
日々日常で使われているwebサイトには必ずHTMLが使われているのです。(この記事にも使われています。)
そして、初心者がプログラミングを始めると、何か目に見えるものを作ってみたくなるというのが大半です。
そのとき、必ずHTMLの技術は必要になります。
また、どの言語を学ぶにしても多少なりとも表示が伴う場合には、HTMLの知識が必要になります。
このような、プログラミングを学ぶ上で必ず必要になる知識がHTMLなのです。
しかも、アンケートの結果の通り、難易度も他の言語と比べて高くありません。
初めてプログラミングを習う人にとって、HTMLという言語はとても良い選択なのではないでしょうか。
Javaはなぜおすすめなのか?
理由①:検索できる資料が多い
web上で検索数を記録するシェアはJavaは2020年6月時点で2位を示しています。
開発でjavaはとてもよく使われている言語です。そのため、javaに関する情報はとても多く、簡単な検索なら日本語ですぐ出てきます。
このような学びやすい環境がjavaにはあると言えます。
理由②:求人数が多い
indeedでjavaの求人を調べてみると、10万件以上あります。とても求人数が多いと言えます。
ちなみにその他の言語で調べてみると、python 9365件 PHP 74,971件 C++ 27,704件となっています。
このように、求人が多い言語を学ぶと、その先の仕事につながりやすくスキルアップが結果に結びつきやすい言語だと言えるでしょう。
まとめ
今回は、初心者が気になる、「簡単な言語とは?学ぶのがおススメの言語は?」について解説いたしました。
以下の記事では私がまったくの未経験から月収15万円達成までにしたことをまとめています。ぜひ併せて読んでみてください。