【flaskの書籍3選】内容と初心者が学ぶべき順番を紹介
「flaskをこれからやるけど、どんな書籍が良いかわからない。」
「難易度などがわかれば、自分に合った書籍を選べるはず。」
flaskを学ぼうと思っている人は、まず書籍を検討するのではないでしょうか。
この記事では、flaskの書籍の内容から、どんな人に適しているかをまとめました。
紹介する書籍は私がすべて目を通したものですので、これから学ぼうとしている方にご参考にしていただけたらと思います。
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
Python & Flask 初めてのWebアプリケーション作成に挑戦!! (Kindle版)
難易度 ★☆☆☆☆
flask未経験で最初の一冊にピッタリ!
内容
この一冊は、flaskの本当の初歩に絞って解説されています。
基本的なルーティング機能、url_for , render_template などよく使われるメソッドなども丁寧に解説されているのが特徴です。
flaskをまだ触ったことがなく、webアプリなどを作ってみたいと思っている方には特におすすめの本です。
ページ数も少なく、一日程度で読めてしまうので、まずは気軽に始めたい方はこの一冊にするとよいでしょう。
私はこの本を知る前に、他のflask本を読みましたが、何となくの理解はできるが、ちゃんと再現できるまでの理解度にはなりませんでした。
基礎があまり解説されていなかったからですね。
このシリーズを一通りやり、今まで理解できなかったところがすっと入ってくるようになりました。
flaskを学んでいない人の最初の一冊に特におすすめします。
ちなみに、この著者の本は複数シリーズ化して出されています。
以上のような本も大変参考になりますので、このシリーズを一通り読むと、flaskの基本的なことを網羅できるでしょう。
Pythonではじめる Webサービス&スマホアプリの書きかた・作りかた
難易度★★★☆☆
flask初心者にはまだ早い。基礎を学んだあとでちょうど良い。
内容
この本では、実際に使われているサービスやアプリなどをもとに、解説を行っています。
主な特徴として、技術的なところにより過ぎず、製品をどのように作り上げていくかという過程に解説しています。
マネタイズの方法や、サービスがどのような構成で作られているのかを解説しているので、技術的なところにとどまらず、その先まで知ることができるのがとても良い点だと感じます。
また、「簡単なサービスを作ってみる」という章も豊富にあります。またそれらはとても実用的で、これからwebアプリや何かを作ってみようと思っている方に、とっても参考になるところだと思います。
私もこの本からは多くを学ばせていただきました。
本の中に載っているコード例などは、アレンジすることで他への応用が可能です。
そのアイデアの元となっているモノが詰まっている一冊だと思います。
Pythonフレームワーク Flaskで学ぶWebアプリケーションのしくみとつくり方
難易度★★★☆☆
flask初心者にはまだ早い。基礎を学んだあとでちょうど良い。
内容
この本は、基本的なところを学び終えた人に、丁度良いところです。
先ほど紹介した「Pythonではじめる Webサービス&スマホアプリの書きかた・作りかた」とは違い、より技術書よりな解説内容になっています。
一番の特徴は、体系的に学べるということです。Vue.js やBootstrap 、データベースに接続するORMも解説されています。
なので、flaskだけに限らず、それ以外の部分(しかしwebaアプリ作成には欠かせない)も解説しているところが良い点ですね。
※※ただ1点だけ注意していただきたいのが、コードの誤植がとても多いということです。※※
調べてみると、一応誤植の訂正などがホームページにのってはいます。
しかし、私が本に載ってるすべてのコードを実行してみたのですが、体感半分以上はそのままだとうまくはいきません。
なにかしらの記載ミスがあり、ホームページに載っていないような誤植ばかりですので、自分で調べて実行する必要があります。
購入しようと思っている方は、この点をよく理解して買うようにしてください。
自分が実行した中で見つけた誤植は、後日まとめてサイトにまとめる予定です。
内容自体は広く学べるため、参考になる内容になりますので、その点は評価できると思います。
まとめ
今回は、flaskを学ぶ上での参考になる本を3冊紹介しました。
以下の記事では、flaskを始めるために最初の最初の基礎知識をまとめたものです。
本を読む前に、一度読んでおくと知識の習得がより早くなるでしょう。