プログラミングの個人開発でみんなが陥る罠4つ
「個人開発を始めようと思っているけど、自分にできるか不安」
「個人開発って何が大変なの?」
このような方に向けて、本記事を書いています。
この記事から、個人開発で陥りやすい失敗を認識し、成功の確率を上げられるようにしていきましょう。
私自身個人開発をしていますし、個人開発で陥りやすい状況を生でお伝えできればと思います。
目次(クリックで読みたい部分にジャンプできます)
個人開発で陥る罠とは
プログラミングの技術を身に着け自分で何か作ってみたいと思った人、
エンジニアとして働く傍ら自分自身で作って社会に影響を与えたいと思う人。
そんな人は、個人開発という道を考えるのではないでしょうか。
そんな個人開発をやっていくうえで陥りやすい罠があります。
- 技術レベルorリソースが足りない
- デザインができない
- リリースしてからも大変
- いつの間にか死んでいるサイト
では、一つ一つ見ていきましょう。
技術レベルが足りない、リソースが足りない!
個人開発では、自分の「作りたいもの」を「作りたい方法」で「好きなだけ」作れます。
一言でいえばめちゃくちゃ自由です。
個人開発を始める人が陥りがちな罠ですが、作りたいものが大きすぎて、技術力が追い付かない、時間が足りないということになりえます。
個人開発を始めた手の頃は、チームでやらない限り、基本的には一人です。
なので、要件決め~リリースまで、ありとあらゆることを自分でやる必要があります。
大事なことは、「自分ひとりで作り切れるサイズにする」ということです。
個人開発で成功している方は、1か月~3か月くらいの間で作り切れる量を目安に設計しています。
自分の考えですが、「あれもこれも、、、」と機能を追加する前に、初期リリースするまではなるべく削り最低限の機能のみにしておくことをおススメします。
あれもこれも、と手を出していると、その分開発の時間が伸びて、いつまでもリリースができない。やったの思いでリリースしたのに、反応はなし。みたいなことになります。
まずは、自分が作りたいサービスの基本的なコアな部分のみに絞って、開発&リリースするようにしましょう。
デザインができない!
全員ではないと思いますが、エンジニアやプログラミングを得意としている人は、デザインが苦手というように思えます。
プロダクトにデザインはつきものですが、コードをたたくのと、デザインをすることは分野が違うので、毛嫌いしてしまうようにも思えます。
外注してしまうのも一つの手ではありますが、お財布とよく相談するようにしましょう。
また、リリースする前に、デザインを依頼することはやめましょう。
リリースして意外と反応が悪かったなどざらです。また、機能を大幅にガラッと変えたいという場合もあります。
一旦デザインを決めてしまうと、そこから大きく方向転換するのは難しくなります。
デザインが無駄にならないよう、デザインを決めるのはサービスの内容がある程度固まった後でも遅くはないでしょう。
デザインと言うと、かっこよくて目の引くようなものを想像しがちかもしれません。
しかし、webアプリやスマホアプリでは、機能や使いやすさの方が重要です。
ユーザーが求めているのは、「求めていた機能が使いやすいプロダクト」です。
多少見た目が悪くても、使いやすければよいデザインとなります。
「この機能を使いやすくする」から逆算をしていけば、デザインも発送できるようになるのではないでしょうか。
リリースしてからも大変
様々な苦労を乗り越えて開発して、やっとリリース!
個人開発では、プロダクトを成長させるための、リリースがいわばスタート地点です。
プロダクトを出しても、そこからプロダクトを如何に売り出すか、メンテナンスしていくかが大事です。
「プロダクトを売り出す」ということに関しては、アウトプットがとにかく大事です。
SNSには、webサービスを紹介する登録系のSNSもあります。「開発会議」「Service Safari」「NewAppPlace」など多岐にわたります。
また、記事だと、Qiitaやnote 、Crieitなども当てはまります。
そのような媒体に積極的に自身のプロダクトの存在をアピールしましょう。
「プロダクトのメンテナンス性」はリリース後の工数に大きく影響します。
モジュールやフレームワークなどを使っている場合、必ずバージョンや対応しなくなることがあります。
プロダクトを存続させるには、必ずそこら辺の更新を行う必要があります。
メンテナンス面でそのような工数を増やしたくない場合は、なるべく運用負荷を減らせるようなプロダクトに開発の時点で考えておく方が賢明です。
いつの間にか死んでいるサイト
個人開発で運営しているサイトは、運営者がいなくなったら当然死にます。
先述したメンテナンス性もそうですが、DBやサーバーを使うとその分費用が掛かります。
この先何年運営していくのかを考え、サーバー代をどの程度にするかが大事になります。
開発当初はやる気があるので、サーバーやドメインを契約しますが、その数千円でも払うのが嫌になる時が必ず来ます。
そのときに「あーもういいや」となると、訪れるのは突然の死です。
一つのプロダクトを開発するのか、さらに多くのプロダクトを並行するのかは人それぞれかと思いますが、
なるべく無料枠を使うようにし、金額を抑え赤字にならない努力をするようにしましょう。
継続できることができれば、その分成功の確率も上がります。
まとめ
今回は、個人開発で陥る4つの罠について解説しました。
個人開発では幅広い知識が必要になります。
以下では、webアプリ作成時に必要な知識を紹介しています。併せて読んでみてください。